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2025年5月

ブログ

【山武支部】水防訓練に参加しました

2025-05-30
水防の歴史からひも解く水防の重要性
 本協会山武支部は5月28日に東金市内で行われた令和7年度山武郡市水防訓練に参加し、水防訓練の習得に励みました。
 訓練に先立ちあいさつに立った古谷秀一山武支部長は「全国各地で開催されている水防訓練は、昭和24年に制定された水防法第32条の2に基づき行われているもので、水防の原点は自らが守り、地域の安全は地域が守るという自助・共助の精神に基づいてものである。2017年に法改正が行われ、民間事業者の水防訓練への参加が義務付けられ、特に大型重機を所有し、応急復旧工事に関する知見を有するわれわれ建設業者においては水防の重要性が増している。その中、本県でも大規模河川改修工事が進行しているものの、台風等の局地的な大雨による甚大な被害が県内でも発生している。」と水防法の歴史にふれ歴史的観点からも、水防の重要性を説きました。
 加えて、「山武支部では発災直後から迅速に被害状況の確認、道路規制、安全措置、応急工事、更には二次被害の防止を実施し、地域の守り手として努めている。」と発災時の地域の守り手としての地域建設業の存在意義とその果たす役割の重要性を述べていました。
 訓練には支部会員20名のほか、東金市、山武土木事務所など合計71名の参加し、参加者は3班に分かれ、土のうの作製及び水防工法として、改良積み土のう工法の習得に勤しみました。古谷支部長や小松隆弘山武副支部長も土のうづくりに参加し、時には参加者に直接指導をするなど、活気あふれる訓練が実施され、支部会員の迅速な作業により、3班の中で最も速く仕上がったうえ、講評でもその精密さが田中山武土木所長からも高い評価されるなど一体感のある訓練となっていました。
 
水防の重要性を説く古谷支部長
訓練本部長を務めた鹿間東金市長
激甚化する災害への準備の大切さを述べる田中山武土木事務所長
古谷支部長も土のうづくりに参加
迅速な作業で改良積土のう工法を仕上げる支部会員
作製した土のうを前に集合写真に納まる古谷支部長と鹿間東金市長と支部会員

令和7年度定時総会が挙行されました

2025-05-28
決議事項を全て承認
 本協会の令和7年度定時総会が5月27日(火)にオークラ千葉ホテルで挙行され、令和6年度事業報告、令和7年度事業計画及び収支予算について報告がされ、令和6年度収支決算報告の承認、役員選任(案)の2つの議案が承認されました。
 開会に先立ちあいさつに立った石井良典会長は、「本県で発生した鳥インフルエンザ及び豚熱の防疫活動に際して、会員が奮闘したことで地域の守り手としてのプライドをもって対応にあたったことや県内の良質な社会資本整備について会員各社が貢献したことについて、誇りに思う。また、埼玉県での大規模道路陥没、本県大網白里市で起きた上水道管破裂による道路陥没など高度経済期に建設された社会資本の老朽化への対応が浮き彫りになった年であった。」と令和6年度を振り返り、会員への謝意と課題を述べた。加えて、「能登半島地震を教訓にして本県も半島性の克服は大きな課題である。国道14号、国道6号や国道16号など平時の交通渋滞解消だけではなく、いざとなった時のために交通インフラの整備は必要不可欠であり、経済的な価値も大きい。それだけではないが、問題解決のためには受発注者が一枚岩となって問題を解決していく必要がある。そのため、会員企業の声を国や県など発注機関などに継続して届けていきたい。」と課題解決のための決意を語っていました。
 総会後は、懇親会を開催。胸襟を開いた形での祝宴となり、改めて、更なる協会の発展に向け、結束を高めました。
会員への感謝と交通インフラの充実の必要性を述べる石井会長
議長団を務めた中野鴨川支部長と宮原市原支部長
決算報告等が承認された
総会後の懇親会は盛大に行われた
船越副会長による中締め

【長生支部】水防訓練に参加しました

2025-05-26
地域建設業としての矜持を胸に
 本協会長生支部は5月24日に茂原市内で行われた第29回水防訓練に参加しました。この訓練は、一宮川流域治水環境対策協議会、千葉県長生土木事務所等が主催し、本協会長生支部のほか長生郡市広域市町村圏消防本部、茂原市建設業組合、千葉県一宮川改修事務所などが参加しているもので、本年度は長生中学校防災部25名も参加しました。 
 訓練に先立ちあいさつに立った市原淳茂原市長は「本訓練開催について、関係各所の協力について感謝申し上げます。また今回、長生中学校防災部の参加について嬉しく思います。この地域においては、過去の水害を受け、大規模な改修工事が着実に進行しているものの、そのような中で、防災訓練の果たす役割は大きな意味をなしていることから、今後に繋がる訓練となるような気持ちをもって取り組んで欲しい。」と当地域で発生した水害にも触れ、参加者に水防訓練の重要性を説いていました。
 支部会員32名を含む、合計175名の参加者は5班に分かれ、土のうの作製及び水防工法として、止水板設置工法(ボックスウォール)、積土のう工法及び改良積み土のう工法の習得に励みました。また、訓練後の巡察では、緑川剛司長生支部長と市原市長が災害発生時の排水ポンプの効能や地元建設業者の果たす役割について意見を交わす場面もあり、コミュニケーションを密にしておりました。
 閉会式では訓練に参加した長生中学校防災部の生徒から質問する時間が設けられ、生徒から「防災と関係が深い建設業が果たす役割とやりがい」について質問を受けた緑川支部長は、「建設業は大変というイメージがあるかもしれないが、水害など災害時の復旧工事が完成した時、自分たちの仕事が確かに形となって残ることが目に見えるのはやりがいであり、誇らしいものであると思っています。加えて、単純にモノを作るというのは面白いというのが魅力であり、子どものころにプラモデルやジグソーパズルが出来上がる過程や完成時の達成感を感じたことがあると思うが、それよりもっと大きな達成感を味わえるのが建設業の醍醐味であり、一宮川第二調整池が完成した時に得られる達成感は他の職業では味わえない建設業独自のやりがいだと思う」と柔和な笑顔で建設業のやりがいについて答えていました。
 続けて、同じ質問に対して回答した神明重美茂原市建設業組合長は「災害復旧に加えて、災害を未然に防止する工事を行っているのが我々地域建設業の役割。色々な工事を通じて、地域の住民の方から感謝の言葉をいただくと、充実感を得られる。こういう機会を通じて地域に役立っているということもやりがいや魅力であることを知ってもらえると嬉しい。」と優しく語りかけていました。
 
市原市長は水防訓練に対する心得を述べる
素早いスピードで土のうを作り上げる支部会員
積土のう工法も会員同士で協力し、素早く完成
長生中学校防災部も改良積土のう工法に挑戦
緑川支部長は市原市長に対してポンプの性能等について説明
建設業ならではの達成感について生徒に語る緑川支部長
地域貢献の重要性について話す神明組合長
支部参加者の集合写真

【銚子支部】水防訓練に参加しました

2025-05-20
日ごろの訓練を礎に
 本協会銚子支部は5月16日に銚子市内で行われた令和7年度銚子地区水防訓練に参加しました。この訓練は、本協会銚子支部のほか銚子市、銚子市消防本部、銚子警察署、銚子土木事務所、銚子漁港事務所、海匝地域振興事務所が参加し、行っているものです。
 訓練に先立ちあいさつに立った銚子市の鴨作勝也総務課長は「日本全土で毎年のように豪雨や台風による被害が発生している。銚子市内でも令和元年の台風19号で多くの浸水被害が発生しており、近年の風水害は激甚化、頻発化の一途をたどっている。被害を防ぐためにも市民一人ひとりの意識向上及び水防に対する理解が重要となることから、訓練による事前の備えというものは重要な意味を成す。本日は、災害発生時の役割を確認し、災害に対応できるような訓練成果を期待している。」と近年の激甚化する風水害にも触れ、参加者に水防訓練の重要性を説いていました。
 支部会員21名を含む、合計73名の参加者は2班に分かれ、合計200袋に近い土のうの作製及び水防工法として、改良積み土のう工法の習得に勤しみました。
 訓練終了後の講評として石橋和宏銚子土木所長からは「千葉県建設業協会銚子支部の会員をはじめ、銚子市消防本部の陣頭指揮により、素早い手つきで、土のうの作製及び改良積土のう工法が実践されたことを実に頼もしく思う。いざ災害が発生した際には訓練を行ったことは役に立つので、日ごろから意識をもって備えて欲しい。」と日ごろからの意識づけ及び訓練を行うことの重要性が述べられました。
一人ひとりの意識づけの重要性を述べる鴨作課長
素早い手つきで土のう作製に挑む支部会員
迅速に実施された訓練を講評する石橋所長
水防訓練でも陣頭に立った支部会員

【建産連】県への要望活動を実施しました

2025-05-02
県内建設産業団体のトップが手を携え県へ要望
県内建設産業の課題解決を要望
 千葉県建設産業団体連合会の正・副会長(石井良典会長、船越博文副会長、細矢充副会長、金子達也副会長、伊藤高広副会長)は、4月30日に千葉県庁を訪問し、要望書を四童子隆千葉県県土整備部長に手交しました。
 要望書は、「土日一斉工事の市町村発注工事への周知と適正な工期確保」、「地域建設業が適正な利潤を確保でき、地域活性化及び県民の安全・安心確保に資することができる事業量の確保」、「高度経済成長期に建設された社会資本の維持管理や更新のための予算確保と県内建設関連会社の活用」、「資材価格の高騰に伴う調査価格の早期反映、迅速な変更協議への対応及び弾力的な変更」、「改正建設業法施行に伴う「発注者・受注者間における建設業法令順守ガイドライン」、「建設業法法令順守ガイドライン」の県の適正な運用及び、市町村への周知」、「担い手確保の官民一体化での取組の促進」など県内建設業者が抱える課題の解決を求める内容を盛り込み、横断的な県内建設産業組織として唯一の団体である当連合会の特性を生かした内容となっています。
 その後の意見交換では、喫緊の課題である担い手確保や技術者の育成、高校の施設改修工事の発注方式について現場の特性に合わせた方式等の検討を要望するなど様々な意見を交換しておりました。
《一般社団法人千葉県建設業協会》
〒260-0024
千葉県千葉市中央区中央港1-13-1
TEL:043-246-7624
FAX:043-246-9855
※誤って別の相手方に発信している事例が発生しています。
お問い合わせの際は、電話番号をお確かめの上、おかけ間違いのないようにお願いいたします。

 
建退共
〒260-0024
千葉県千葉市中央区中央港1-13-1
TEL:043-246-7379
FAX:043-203-5020
< 受付時間 >
〔電話〕
午前10:00~12:00 
午後 1:00~ 4:00
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