一般社団法人千葉県建設業協会のホームページ　「建者」

　本協会香取支部は１０月２３日に長南町内にて道路環境美化活動を行い、支部会員３３名が、主要地方道茂原大多喜線のなかで特に歩道路肩に堆積土が多い長南町地引地域の生活環境向上のため美化活動に励みました。
　活動に先立ちあいさつに立った緑川剛司長生支部長は「平成２０年度より地域の社会貢献活動の一環として道路環境美化活動ですが、今では支部事業として定着をしております。昨年度より実施個所を県道茂原大多喜線に変更し、特に歩道路肩に堆積土の多い長南町地引で活動を実施し、今年度は昨年度実施できなかった残りの区間で活動することになりました。」と支部活動として定着化した道路清掃活動について述べ、「今回の活動を通じて、道路利用者や地域住民の方の安心・安全に少しでも寄与できればと思うとともに、道路清掃や災害応急における全力の活動が地域のために奮闘する建設業の姿を住民の方に知ってもらえるきっかけとなればと思います。作業については、１０月ということもあり、涼しくなったものの体調には十分留意していだたき、班長の指示に従い、事故や交通車輌に気を付けるように参加者間で連携をとっていただけるようお願いします。」を注意を呼び掛けつつ、環境美化活動が果たす地域建設業の重要性を説いていました。
　続けてあいさつに立った長生土木事務所徳留顕二所長からは「本日は早朝からの作業に感謝申し上げます。長生支部の皆さんには日頃より長生地域の社会資本整備と倒木処理など緊急時の対応にご協力いただいているうえ、本日は昨年度に引き続き、茂原大多喜線の堆積土除去という環境美化活動に尽力いただくことについても感謝申し上げます。交通量の多い主要道路でありますので事故には十分気を付けて作業に当たっていただきたい。」と日ごろからの支部会員と地域への貢献に感謝を述べていました。
　その後、活動場所に移動した支部会員と県職員は協力して、作業範囲である県道の３５０Mの範囲を左右両側の路肩を往復する形で堆積土や側面に生い茂る雑草や蔦をスコップや刈払機を使用して、環境美化活動に勤しみました。

　九都県市合同防災訓練（千葉県会場）が防災週間にあたる１０月１９日（日曜日）に館山市の海上自衛隊館山航空基地をはじめとする館山市内４ヵ所で開催されました。この九都市合同防災訓練は、発生が懸念される「首都直下地震」や「東海地震」による被害を最小限に食い止めるため、千葉県や千葉市をはじめとする九都県市が毎年、合同で実施しているものです。

　館山航空基地内で実施された救出救助訓練では、館山支部の会員が道路を塞いだ土砂などを重機を使い撤去し、車両が通行できるようにする「道路啓開作業」を県職員や警備業協会とともに当たりました。また、同会場内で開催された防災フェアーでは、県民の災害時の自助及び共助の意識向上を目的として全５２団体の防災関係機関による「啓発展示」が行われました。館山支部では館山市建設協力会、新光重機㈱及び東京レンタル㈱との協力で、ノベルティーやカタログの配布を行うなど、災害時の道路復旧等に際し、建設業と重機レンタル会社が果たす役割について周知に努めていました。

　本協会の三役は１０月１５日、千葉県議会を訪れ、千葉県議会武田正光議長を表敬訪問いたしました。
　あいさつのあとの意見交換では、半島部における道路整備をはじめとするインフラ整備の必要性や公共施設の老朽化対策に対する地域の守り手としての役割を担う協会会員の必要性と受注機会の確保についてが話されました。