2019年9月
建機体験会に長い行列
鎌ケ谷市の防災訓練に参加
本協会の会員も所属する鎌ケ谷市内の建設業者で組織する鎌ケ谷市建設業協会(小池義明会長)は9月29日、同市庁舎駐車場で展開された、2019年度総合防災訓練に参加した。
訓練開始と同時に、市庁舎前の建機体験ブースには乗車を待つ親子連れの長い行列ができ、子どもたちは、そわそわと待ちきれない様子。小さなヘルメットを被せてもらうと、会員の手ほどきを受けながらレバーを操り、ブームやアームを動かして山砂をすくい上げるなど、その威力を実感。
一方、土のう作りの体験コーナーでは、一人一袋ずつ、土のうを作成。会員らは、土の詰め方や口の縛り方を分かりやすく説明し、大きなシャベルを手に格闘する子どもたちに、「頑張って、もうひと踏ん張り」など盛んにエールを送った。
一方、土のう作りの体験コーナーでは、一人一袋ずつ、土のうを作成。会員らは、土の詰め方や口の縛り方を分かりやすく説明し、大きなシャベルを手に格闘する子どもたちに、「頑張って、もうひと踏ん張り」など盛んにエールを送った。
大津川周辺の大型ごみを重機で回収
土木工事積算実務を学ぶ
26名の技術者が熱心に聴講
千葉県土木施工管理技士会(小宮山房信会長)は9月27日、今年度の土木工事積算実務講習会を千葉市中央区のホテルポートプラザちばで開いた。当日は会員技術者ら約30人が参加。テキスト「2019年度版(平成31年度版)土木工事積算基準マニュアル」を手に、朝から夕方まで、積算の仕組みと手法、工事費の積算などについて熱心に受講した。
同講習会は、県土木施工管理技士会が主催し、本協会(畔蒜毅会長)の協賛、建設物価調査会の後援により開催しているもの。講師は、建設物価調査会で専任講師を務める渡邉義臣氏が担当。渡邉講師は県内で発生している台風被害に伴う復旧などに触れつつ、工事積算についての講義に移った。
講義内容は▽土木工事積算基準マニュアル(テキスト)について▽工事費積算の仕組みと手法の解説▽直接工事費の積算▽間接工事費の積算▽一般管理費等の積算▽土木工事積算基準の解説▽演習問題(適宜)――。
同講習会は、継続学習制度(CPDS)の認定プログラムになっており、講習内容すべてを修了した受講者は、申請により7ユニットが加算される。
講義内容は▽土木工事積算基準マニュアル(テキスト)について▽工事費積算の仕組みと手法の解説▽直接工事費の積算▽間接工事費の積算▽一般管理費等の積算▽土木工事積算基準の解説▽演習問題(適宜)――。
同講習会は、継続学習制度(CPDS)の認定プログラムになっており、講習内容すべてを修了した受講者は、申請により7ユニットが加算される。
実地試験合格へ対策講習会
1級土木取得めざし2日間
千葉県土木施工管理技士会(小宮山房信会長)は9月12日、2019年度の1級土木施工管理技術検定実地試験対策講習会を、千葉市中央区のホテルポートプラザちばで開始した。1級土木施工管理技術検定実地試験を受験する技術者が対象の同講習会には、合格を目指して29人が参加しており、13日までの2日間、1日がかりの講義に取り組んだ。
講師は、京成建設の須貝義信氏と垣添直氏、渡邉丈洋氏、田熊悟士氏が務めた。初日はまず、午前の部で須貝氏が基礎知識として土質と土工、工程管理、品質管理を解説。休憩を挟んだ午後の部からは、垣添氏がコンクリートや施工計画と建設機械、安全機械、環境保全対策をテーマに、基礎知識の説明を続けた。2日目は、午前の部で渡邉氏が工事例解答例の解説として品質管理と工程管理、出来高管理について講義。休憩後の午後の部には、田熊氏が施工計画と安全管理、環境保全を主題として工事解答例の解説を、さらに掘り下げた。
北総支部青年部会が建機体験学習会を開催
第40回九都県市合同防災訓練に参加
人命救助、道路啓開のために京葉支部が奮闘
「防災の日」の9月1日、第40回九都県市合同防災訓練が、船橋市の高瀬町運動広場で開催された。当日は、本協会京葉支部を含む約110機関、5000人が参加し、安倍首相、森田知事らが見守る中、本番を見据えて真剣な眼差しで訓練等に励んだ。訓練は、県北西部直下を震源とするM7.3の地震により、船橋市において震度6強を観測したと想定。強い揺れによる家屋倒壊や斜面崩壊などによる被害が多数発生、電力・水道等のライフライン機能も麻痺していることから、「自助」「共助」「公助」の連携強化を主眼とした訓練が展開された。当日、京葉支部会員は「道路啓開訓練」に参加。各地で建物の倒壊や道路の損壊が多数発生し、電気、ガス、水道等のライフライン機能も麻痺している中、自衛隊や消防、救援物資が辿り着けるよう、真っ先に現場へ駆けつけ、重機による土砂等の撤去などを実施した。また、会場内で実施した「防災フェア」にもブースを出展。市民等は土のうづくりを指導し、大好評を得た。