2024年6月
夷隅支部が水防訓練及び環境美化活動を行いました
2024-06-20
いざというときのため武士の心で技術習得に励む
本協会夷隅支部は6月14日にいすみ市内で行われた本県夷隅土木事務所、本件道路協会夷隅支部、本県河川協会夷隅支部が主催する「2024年度夷隅支部水防訓練」に参加しました。
令和元年房総半島台風で大きな被害を受けたいすみ市で、いざというときに地域の安全・安心を守る地域建設業として、支部会員19社22名が訓練に参加し、訓練全体としては約100名強が参加する訓練となりました。
開会に際し、あいさつに立った中村友三郎夷隅支部長は「地域の安心・安全の守り手として、災害発災時には、われわれ地域建設業は常にいざ鎌倉、おっとり刀で地域住民の生命や財産を守るために駆け付ける精神で対応する心構えである」と強い言葉で地域建設業の果たす役割に対する決意を述べておりました。
参加者は4班体制で土のう400袋を作成し、その作製した土のうを改良積土のう工法で4箇所設置。そのほか道路う回路看板の設置、もやい結びなどのロープの結び方、AEDを使用した心肺蘇生法の技術指導などを初夏の日差しが降り注ぐ中、熱心に実施していました。
水防訓練後には支部会員は大原海岸に移動し、ボランティア活動の一環として海岸清掃を行い、海水浴客が訪れ、海岸が賑わう本格的な夏を迎える前に、海岸の美化に貢献していました。